大阪スペシャルティコーヒー倶楽部 > 世界のコーヒー産地 > コロンビアについて
コロンビアは、世界第2位のコーヒー産地です。コーヒーの産地、と聞いてコロンビアを挙げる方も多いでしょう。コーヒー栽培に最適な環境で栽培されるコロンビアのスペシャルティコーヒーはどのようなものでしょうか。
国名 |
コロンビア共和国(Republica de Colombia) |
首都 |
ボゴタ |
人口 |
4,231万775人 |
公用語 |
スペイン語 |
面積 |
1,138,910平方km |
コロンビアは世界第2位のアラビカコーヒー生産国です。
国土のほぼ全土が山岳地帯や高地です。有名なアンデス山脈の斜面で、コーヒーの栽培がされています。
そしてコロンビアには1815種の野鳥を有しています。これは世界のどこよりも多いと言われています。
アンデス山脈の斜面は山岳森林にとって、理想な環境です。また、複雑な地形は植物、動物両方の種の途方もない生物の多様性を養う、多様な環境条件を作り上げています。
コロンビアは気候もさらに特別です。
熱帯収束現象帯がコロンビアを年2回2度横切ることにより、2度の乾季と雨季があります。
朝夕の気温差が大きい山地型の気候、水はけのよい弱酸性の土性、年間2000mmをこえる降雨量は、コーヒー栽培には絶好の環境です。
コロンビアで生産されるアラビカ種は、中央アンデス、セントラル山脈でほとんどがシェードツリー無しで栽培されています。
30万以上の農民がコーヒー栽培に携わっており約34%のコーヒー栽培地が5ヘクタール未満の小規模農家、対象的に全体の約半分が10ヘクタール以上の中規模から大規模にな生産者所有となっています。
甘い香りと上品な酸味が特徴です。ブレンドに用いると、香りが際立つのが特徴です。精製する際貯蔵槽で半日発酵させる工程を経るため、特有の甘い風味が生まれるといわれます。