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スペシャルティコーヒーの産地・グアテマラ。
名前は聞いたことがあっても、どこにあるのかは...という方も多いのではないのでしょうか。
素晴らしいスペシャルティコーヒーを生産するグアテマラについてお伝えします。
国名 |
グアテマラ(Guatemala) |
首都 |
シウダー・デ・グアテマラ |
人口 |
1億2100万人 |
公用語 |
スペイン語 |
面積 |
108,889平方km (日本全土の約3分の1) |
地図 |
グアテマラで栽培されるコーヒーのうち、98%が日陰栽培で栽培されています。
コーヒー農園は、国内の森林のうち6.4%を使用してコーヒーを栽培しています。
グアテマラは、渡り鳥たちの逃避地にもあたります。
森林の環境を破壊しないよう環境に配慮しながら、コーヒー栽培を続けています。
また、コーヒー樹林がもたらす環境上の利点として、
コーヒー樹林が2600万トンの炭素を消化し、グアテマラ人口の約50%が消費する、酸素量が供給されることが挙げられます。
コーヒーの植樹により、保水の作用もあります。コーヒー農園がもたらす水量は、全国の各家庭農業及び産業を潤しています。
近年の、グアテマラコーヒーに関する日本との経緯です。グアテマラのコーヒー民間協会Anacafeが、コーヒー輸出に関する安全対策を行った概略です。
2003年5月:食品衛生保護に係る基本的規制が決定される
2005年11月 :ラテン・アメリカのある国から日本国に輸入されたグリーン豆から害虫駆除薬の残留物が発見される
この状況に対して、2005年12月から2006年5月までAnacafeは、生産者、輸出業者及び港湾管理者に対し、オリエンテーション・セミナーを実施した
2006年5月:日本は確信あるリスト・システムを導入。Anacafeは、技術者による使節団を日本へ派遣(厚生省、日本コーヒー協会、NYKターミナル、横浜コンテナー・ヤード)
2006年7月:Anacafeは害虫駆除薬残留物をモニターするための、パイロット・プロジェクトを開発
日本向けの輸出コーヒー全てのサンプリングを行い、(対象は輸出業者の倉庫、農園、ミル及び港湾)
害虫駆除薬41種を第3ラボ施設へ持ち込み、分析を行った。
その結果、化学薬品残留物は発見されず、安全性が証明された。
グアテマラでは、コーヒーは主に8つの区域で栽培されています。
■地理的特徴(微気候)
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■気候的特徴
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■コーヒーの特徴
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■カップのプロフィール
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グアテマラの民間コーヒー協会・Anacafeは、1960年に設立されました。
Anacafeは国会で制定された組織であり、
グアテマラ国内の7万5000以上のコーヒー生産者を代表する組織です。
コーヒーの輸出ライセンスを発行していますが、輸出業務は実施していません。
その主な事業は公共サービスを提供することであり、
国内及び海外に於けるコーヒーポリシーの実施及び発展、
自由貿易の実施及び発展を目的としています。
■Anacafeのグアテマラ国内での活動
地方分権化オフィス:技術的セミナー及びサポート
サービス:カッピング、ラボ分析、マーケット・インフォメーション、サービス・センター
コーヒーのプロモーション:コーヒーの品質向上、消費増加の推進
■Anacafeの海外での活動
輸出コーヒーの品質モニター
グアテマラ・コーヒーのブランド:市場開発及びプロモーション・海外トレードショーを行い、グアテマラコーヒーを広める
インターネット・オークション・プログラムの実施
トレサビリティ及び透明性のある商業取引の推進