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スペシャルティコーヒーとは何でしょうか。
現在、スペシャルティコーヒーの定義はまだはっきりとは定まっていませんが、スペシャルティコーヒーとは、「素晴らしい風味特性」をもったコーヒーとされています。
ですが、味・香りだけではなく、コーヒー豆をとりまく環境、生産の段階からお客さまに味わっていただくまで、全ての段階にこだわり、徹底管理したものこそ、スペシャルティコーヒーといえるのです。
スペシャルティコーヒーの定義とは何でしょうか。
日本スペシャルティコーヒー協会の定めるところによると、
『消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
とあります。
では、風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは?
引き続き、日本スペシャルティコーヒー協会によると、
『際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。
カップの中のコーヒーの風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの種子からカップに至るまでの総ての段階に於いて、一貫した体制・工程で品質向上策、品質管理が徹底している事が必須である。』
とあります。
スペシャルティコーヒーの「素晴らしい風味」は、豆の焙煎やドリップの方法だけで決まるものではありません。
コーヒーの味の7割は、生豆で決まるといわれます。本当においしいコーヒー、素晴らしいコーヒーを望むのであれば、コーヒーの苗を育てる段階から、こだわりを持たなければいけません。
生豆の生産者、生豆焙煎業者、焙煎豆抽出者、抽出液提供者、これらコーヒーというものに関わる全ての人がスペシャルティコーヒーを理解し、スペシャルティコーヒーの液体を消費者の口に入るまで全てに責任を持たばければいけないということなのです。