カップ・オブ・エクセレンス > カップ・オブ・エクセレンス2008 エルサルバドル大会
カップ・オブ・エクセレンス2008 エルサルバドル大会に、審査員として参加いたしました。
大会の模様をお伝えします。
カップ・オブ・エクセレンス2008 エルサルバドル大会に、国際審査員として参加してきました。
今回のエルサルバドルの大会にはイギリス・ノルウェー・台湾・カナダ・アメリカから国際審査員として参加がありました。
この大会では、
約20名のカッパーで、出品されたスペシャルティコーヒーを審査します。
このエルサルバドル大会の前に、3月に国内予選会として約150農園から60農園に絞り込まれる予選会を経て、今回の本大会となります。
このカップ・オブ・エクセレンスに生産した豆を出品する農園というのは、明確にスペシャルティコーヒーを生産する意識を持って生産しています。
今までと同じように大量に農薬を使い、病気や害虫に強い品種を選び、生産性ばかりを追及するやり方では、スペシャルティコーヒーは生産することはできません。
いわば生産者自身が自己革命を起こさない限り、スペシャルティコーヒーへの世界へはたどり着けないわけです。
審査が始まる前の説明 |
会場の準備 |
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審査前にロースト度をチェックします。 |
審査会場で、コーヒーが淹れられていきます。いよいよ審査が始まります。 |
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審査員によるカッピング |
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コーヒー豆を挽いたものだけをカップに入れたものもあります。フレーバーを確かめます。 |
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コーヒー豆を挽いたもの |
テーブルに並べられた審査用のカップ。中にはコーヒーが入っています。 |
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審査員は、世界各国から集まります。 |
その熱い思いを目の当たりにした私は、実際にカッピングを行う際に、あまりの緊張に舌が震えました。
フレーバーから始まりマウスフィールド、アシティー・クリアカップとカッピングを行い点数付けをしていきます。
4日間の審査会の中で、2日目で80点以上の農園に絞られ、最終的に84点以上の農園が1位から順位付けされます。
表彰式はサンサルバドルのホテルに移動し、大統領出席で行われます。
ここで農園の方々に栄誉と名誉が授与されます。
審査員によって、出品されたコーヒー豆に点がつけられていきます。 |
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審査員の集合写真です。 |
審査会の最後、審査結果の発表です。 |
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受賞した出品者の笑顔。 |
受賞したコーヒー豆。右横には、カップ・オブ・エクセレンスのマークが、コーヒーで描かれています。 |
生産者の笑顔と弊社のお客様の笑顔を結ぶのが私たちの仕事でもあり使命だと考えます。
このような機会を与えられた幸運は何よりお客様のおかげと感謝しております。